​​■SEO対策の効果

 

ほとんどのユーザーは検索結果の上位からクリックしていくため、SEO対策はWEB集客において非常に重要です。

SEO対策による効果は主に以下の4つです。

​

1．サイトのアクセス数アップ
検索順位が上がることで、多くのユーザーからのアクセスを集めることができます。
まずは検索結果の1P目以内、上位10件に入ることを目指しましょう。

​

2．競合優位性の獲得
同業他社との競争が激しい業界において、SEO対策によって自社サイトを上位表示することで、他社よりも優位に立つことができます。

​

3．コンバージョン率の向上
ユーザーは、検索結果に表示されるサイトの概要説明（メタディスクリプション）を読んで、そのサイトに自分の求めている情報があるかどうかを判断しています。サイトを正しく要約した概要を表示することで、ターゲットユーザーを引きつけ、コンバージョン（問い合わせ・購入など、サイトがユーザーに求める行動）率の向上につなげることができます。

​

4．広告費用の削減
サイトへのアクセスを増やす一番確実な方法は広告（バナー広告・リスティング広告など）を出すことですが、広告出稿には毎月それなりの費用がかかります。
SEO対策を打つことで自然検索によるサイトへの流入が増えれば、広告宣伝などの費用をかけることなく、長期的に安定したアクセス数を得ることができます。
 

■SEO対策のポイント6つ

 

Googleが検索順位を決める上で考慮するのは、「ユーザーのためになるサイトかどうか」です。

​

• ユーザーにとって有益なコンテンツになっているか？

• ページ構成はわかりやすいか？

• 同じコンテンツ内容が重複しすぎていないか？

• 読み込み速度は適切か？

など様々な項目でサイトを評価し、順位を決めているようです。
※具体的な評価内容が公表されている訳では無いので、断言はできません。

そこで、Googleに評価されるためには、以下のような対策が有効です。

​

1．SEO対策に強いプラットフォームで制作する・SEOツールを設置する
例えばWEB制作／管理システムであるWordPress（ワードプレス）は、SEO対策を考えて設計されたシステムですので、SEOに強いと言われています。
WordPress以外のシステムでも、それぞれにSEO対策を行えるツールが用意されていますので、必ず導入するようにしましょう。

​

2．サイトをスマホ対応にする
一般消費者向けのサイトの場合、パソコンよりもスマートフォンで検索する人の方が圧倒的に多いため、モバイルフレンドリーなサイトが好まれます。
スマホ・パソコン・タブレットなど、ユーザーの使用機器に応じてスマホの表示を最適化することを「レスポンシブ」と呼びますが、サイトがレスポンシブ対応になっているかどうかは検索順位にも関わってきます。
対策としては「レスポンシブデザインのテンプレートを使う」、「スマホ対応のプラグインをインストールする」などの方法があります。

​

3．読み込み速度を上げる
サイトのデータが重い＝読み込み速度が遅いと、検索順位にネガティブな影響を与えると言われています。読み込みが遅くてなかなか表示されないと、ユーザーの離脱率が上がってしまうからです。
読み込み速度を上げる方法としては、「高速のサーバーに変える」「掲載する画像を圧縮する」「ブラウザキャッシュを利用する」などが効果的です。

​

4．検索されやすいキーワードを設定する
そもそも検索ワードにヒットしなければ、検索結果に表示されません。
適切なキーワードを選び、そのキーワードに沿った記事をコツコツとたくさん書いてアップすることで、検索でヒットする可能性が高まります。
上位表示の難易度は、当然ながらキーワードによって大きく変わります。競合の多いビッグキーワードの場合は当初は表示圏外なんてこともありますが、競合のほとんどいないニッチなキーワードの場合は、いきなり1P目に表示される可能性もあります。ただし、競合が少ない＝人気のないキーワードでアクセスを集めるのは簡単ではありません。
このため、キーワードの選定は「検索する人が多く、競合サイトは少ない」という難しいバランスを突く必要があります。
「Google キーワードプランナー」や「ラッコキーワード」など、無料ながら使い勝手の良い補助ツールが色々ありますので、これらを参考に、ターゲット層に刺さるキーワードを検討していきましょう。

​

5．ページタイトル・概要説明を魅力的にする
検索結果に表示されても、タイトルやサイトの概要説明（メタディスクリプション）にユーザーの興味を引くポイントが薄いとクリック率が落ちるため、タイトル設定もSEO対策ではとても重要です。タイトルを設定するときは、以下を意識してみてください。

​

• キーワードを入れる：本文だけでなく、タイトルにも必ずキーワードを使ってください。

• タイトルは28文字以内を目安にする：長すぎると、検索サイトによっては最後の部分が検索結果に表示されません。

• 概要説明は40文字以内に重要事項を記載する：ブラウザによって異なりますが、通常はスマホで70文字、パソコンでは120文字程度が表示の目安です。ユーザーは文章の初めの方しか読んでくれないことが多いため、できる限り先頭に伝えたい重要な内容を持ってきましょう。

• 数字を使う：「おすすめ3選」「満足度95％」など具体的な数字を使うと、読者の興味を引く効果があり、クリック率が上がると言われています。

• 地名を入れる：地域性のあるビジネスの場合、地名を含んで検索するユーザーも多いため（例「車修理 ○○区」など）、ぜひ具体的な地名を入れましょう。

​

6．良質なコンテンツをたくさん書いてアップする
最後はこれに尽きます。サイトに来てくれるユーザーが求める情報は何か？（それがキーワードになります）を考えて、ユーザーにとって有益な情報をコツコツと地道にアップし続けることで、検索エンジンにも評価されます。
古い情報より新しい情報の方が上位表示されやすいので、一度公開した記事もそのまま放っておかずに定期的に内容を見直して更新しましょう。

 

SEO対策は様々なポイントを押さえながら行う必要があるため、個人で本格的に対策するのは難しいこともあります。その場合はプロに依頼してしまうのもおすすめです。